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実は定番になったのは最近のこと?ダイヤモンドの歴史in日本!

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2015.11.05 UP

意外と知らないダイヤモンドの歴史!婚約指輪の「定番」となった理由は?

結婚指輪や婚約指輪には当たり前に使われ、今やジュエリーに欠かせない存在となっているダイヤモンド。しかし、実は日本人が難なくダイヤモンドを購入できるようになったのは、意外と最近のことなのです。
なぜ一般人には購入できなかったのか?なぜ婚約指輪や結婚指輪の「定番ジュエリー」となったのかなど、ダイヤモンドに関する気になる歴史を探ってみました!
意外と知らないダイヤモンドの歴史!婚約指輪の「定番」となった理由は?

ダイヤモンドが「婚約・結婚指輪の定番」になったのはなぜ?

ダイヤモンドが婚約指輪や結婚指輪にあしらう宝石として定番になったのは、1970年ごろだと言われています。第二次世界大戦後は急激に欧米の文化が日本に普及しましたから、その影響もあったのでしょう。
しかし、何より一般人には高価だったダイヤモンドが婚約・結婚指輪に使われ出したのはなぜかといえば、南アフリカにある世界的なダイヤモンドの採掘、流通企業「デビアス社」の宣伝活動がカギでした。
「白く透明な色彩は花嫁の純情を表し、強固な材質は変わらぬ愛を表す」というイメージ戦略が行われたことで日本人にも広く定着し、一生に一度の大切な指輪に使われるジュエリーとして印象づけられたのです。

日本に初めてダイヤモンドが紹介されたのは江戸時代!

「ダイヤモンド」という宝石が公に知らされたのは、宝暦13年(1763年)のことでした。江戸幕府では第10代将軍・徳川家治が国を治めていた時代です。そう考えると、一般に普及するまでにはかなりの時間がかかったことが分かります。
ただし、この時に伝わったダイヤモンドはまだ原石の状態だったと言われており、ジュエリーとして身に付けている姿が見られるのは1850年~60年ごろ、幕末になってからのようです。
勿論、その当時身に付けていた人々は幕臣をはじめ、外国と何かしらのコネクションがある人物や、国の中核を担うような存在ばかりでした。入手が難しかったというのもありますが、何よりも高価だったからなのでしょう。

上流階級の女性たちから徐々に広まったダイヤモンド

幕末以降、男性のみならず女性たちの間でも、上流階級の人々を中心にダイヤモンドの魅力は広がっていきました。そうすると雑誌や今でいうメディアでも徐々に取り上げられるようになり、アクセサリーを身に付ける文化も流行したのです。
明治には国内でも高級ジュエリーショップが開店し、段々とアクセサリーというものがファッションの一部として認知されるようになっていきました。戦時中に一旦は衰退したものの、前述の通り戦後は活気を取り戻しています。
昨今では一口に結婚指輪、婚約指輪といっても様々に趣向が凝らされていますし、ダイヤモンドの個性を大事にしつつ新しい息吹を与えるような作品も増えていますよね。
日本は世界的に見ると遅くにダイヤモンドが普及した国と言えますが、抜群の順応力と柔軟な感性で、独特のデザインや技法には定評があります。今後もきっと、たくさんのデザイナーやブランドが活躍を見せてくれることでしょう。
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