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同じプラチナでも純度が違う!結婚指輪はどのくらいが普通なの?

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2015.09.18 UP

プラチナにも純度がある!結婚指輪は出来るだけ良いものにしたいけど…

結婚指輪の素材として人気の高いプラチナ。ゴールドやシルバーに比べると変色しにくく丈夫なことで知られていますが、実はプラチナにも「純度」というものがあります。
一生お付き合いするかもしれないからこそ、出来る限り素材にもこだわりたい結婚指輪ですが、一般的にはどの程度の純度のプラチナが使われるのでしょうか?見てみましょう!
結婚指輪の素材として人気の高いプラチナ。ゴールドやシルバーに比べると変色しにくく丈夫なことで知られていますが、実はプラチナにも「純度」というものがあります。

プラチナの純度はpt900~pt1000までに分けられる!

「900ってなに?900%ってこと?」と思ってしまいそうですが、ただ単に業界上の表記であり、pt900は実際には「プラチナ90%程度」という意味です。それぞれの特性を詳しく見ていきましょう。
◆pt1000……ほぼ100%の純度を誇るプラチナ。正確には「限りなく100%に近い」だけであり、素材の特性上完全なプラチナにするのは難しいと言われています。アクセサリーには基本的に使用されません。
◆pt950……プラチナ95%に、パラジウム5%程度を配合したもの。海外には「プラチナのジュエリーを名乗るならpt950以上」という法律があるため、国外の高級ブランドでは基本的にこちらが使用されます。
◆pt900……プラチナ90%に、パラジウム10%程度を配合したもの。最もコストが低く、硬度が高いので指輪の製作がしやすいと言われています。特に制約がないためか、日本国内のブランドではこちらを使用されることが多いです。

pt1000はプラチナなのに白くない!?

上記pt1000の項目をご覧になると「どうしてせっかく純度が高いのにジュエリーに使われないの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。ゴールドなら純金ほど高価になりますから、確かに不思議です。
しかし、pt1000は「柔らかすぎる」ので、他の素材と混ぜる必要があるのです。ゴールドも元の素材は非常に柔らかいですから、指輪を製作する際には銅やパラジウムなどと混ぜられますよね。
また、これは意外なことですが、元々プラチナは黒みがかった素材です。ですから、純度が高すぎるとどこかくすんで見えてしまいます。それを美しい白色にするため、パラジウム(白い金属)を使用するのです。

「ハードプラチナ」にするのもおすすめ!

結婚指輪といえば、定番なのがティファニーやカルティエ、ブルガリなどのハイブランド。しかし、前述した通り海外を拠点としているブランドの場合、基本的にはpt950以上の指輪となります。
Pt950は、pt900よりもプラチナの純度が高い分強度が多少弱まるので、不安に思う方もいるかもしれませんね。そんな時は「ハードプラチナ」にするのもおすすめです。
ハードプラチナとは、pt950にルテニウムという金属を少量混ぜ、強度を高めたもの。後々気泡が生まれやすいというデメリットもありますが、細いデザインの指輪でも安心して嵌めることができます。
一見濁りのない美しさを放ち、しっかりと指先を包み込んでくれるプラチナの指輪。しかしそこに至るまでには、様々な職人さんの技術とこだわりがある…そう考えれば、より一層魅力的なジュエリーとなるのではないでしょうか?
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