シアワセ指輪学
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エンゲージリングの地金、選び方で印象が変わる
2014.10.09 UP
エンゲージリングの地金、選び方で印象が変わる
婚約指輪の宝石が載る地金の部分、最近では横から見た時にお洒落なデザインもあって素敵だよね。素材も定番のプラチナだけじゃないんだよ。
プラチナはダイヤモンドをひきたてる
ダイヤモンドの指輪にはプラチナが定番。なぜかというと、ダイヤの透明感を引き立てるには、プラチナの硬質な白さが一番相応しいから。婚約指輪にはダイヤモンドと決めている方にとっては、プラチナは依然として憧れの地金と言えるでしょう。その上品な輝きは、さすが長い年月の間ダイヤの輝きを支えてきた風格のあるものです。
ダイヤモンドの輝きの特徴として、無色透明で周囲のものの色をよく映しこむという点が挙げられます。つまり地金に色がついていると、その色がダイヤモンドに映り込んでしまい、せっかくのキラキラとした宝石の存在感を邪魔してしまいます。
また、地球上の鉱物の中でも一番硬いダイヤモンドには、同じく貴金属の中で腐食の心配が最も少ないプラチナがぴったりだった為、ダイヤモンドの指輪にはプラチナの土台が一般的でした。
出展：lumieretour（リュミエトュール）／エクセルコ ダイヤモンド
ハワイアンジュエリーでは、ピンクゴールドも人気
しかし近年、宝石を引き立てる地金のデザインは目覚ましい進歩を遂げ、宝石は小さくとも地金自体にボリューム感のある婚約指輪の人気も高まっています。
たとえばハワイアンジュエリーは、柔らかいピンクゴールドや14金を地金に使い、アクセントに宝石や小さなダイヤモンドをあしらうというデザインを得意とします。
ハワイアンジュエリーの醍醐味である、様々な文様を活かした地金は芸術品。著名な作家の彫った作品では地金そのものの価値も高く、宝石は小さくとも指輪全体がキラキラと輝きます。二色の金を組み合わせ、インレイを施すなど手間のかかったハワイアンジュエリーで婚約指輪をつくる若いカップルも増えています。
プラチナとホワイトゴールド、どこが違うの？
一粒石などのデザインにこだわると、やはり外せない感のあるプラチナですが、近年ではホワイトゴールドで代用するケースも多く、プラチナに引けをとらない頼れる地金として人気です。
プラチナ=白金というネーミングから、ホワイトゴールドとプラチナが混同されがちですが、二つは別の素材。金額はホワイトゴールドの方が安価ですが、金の一種の為高級感や資産価値の安定性があり、なおかつ若い世代でも手の届きやすいものです。
プラチナもダイヤモンドと同じく、希少価値があるからこそ長く様々な宝石と組み合わせて使われてきた素材。様々な観点から、宝石にウェイトを置くか地金のデザインを豪華に見せるかの選択が出来る現在、先入観に囚われず、様々な素材が楽しめます。
