食器洗いや軽い掃除などで使用する柔らかいスポンジであれば、結婚指輪を嵌めっぱなしでも特に問題はありません。むしろ中性洗剤はゴールドやプラチナのお手入れに使われることもありますから、場合によっては一石二鳥かも？
しかし、問題はしつこい油汚れや焦げ汚れなどに使われる「金タワシ」。その名の通り金属を絡ませ合って作られた形状が特徴で、高い強度を持っていますが、一方でかなりゴワゴワしていますよね。
そのため、結婚指輪を嵌めたままこの「金タワシ」での掃除を行うと、金属部分が指輪とこすれ合って思わぬ傷付きの原因となることもあります。掃除の前には一旦外し、適切な場所に保管しておきましょう。

次に、結婚指輪の紛失の原因として意外とよく聞かれるのが「排水溝に落とした」というもの。排水溝といえば生ゴミやぬめりなどが溜まりやすいため、定期的に掃除をする場所ですよね。
その多くは細かいゴミを流さないための受け皿のようなものが付いていますが、しっかり掃除をする時にはそれを外してしまうのが一般的。そのため、うっかり結婚指輪をポロッと奥まで落としてしまうわけです。
特にサイズが大きめだと抜けやすいので、よく注意しましょう。排水溝の仕様によっては底まで物が沈んでいかないようになっていますが、水が詰まる原因になる恐れはありますので、水仕事の際は外しておくのがベターです。

ディスポーザーとは、キッチンの生ゴミを粉砕して処理する機器のこと。シンクの下に設置することが可能なので手軽ですし、生ゴミが溜まらなくなるため、排水溝の掃除も楽になります。
しかし、中にはそのディスポーザーにうっかり結婚指輪を落としてしまった！という人も。中には鋭利な刃が光っているため、大切な指輪が最悪粉砕される……なんて恐れもあるようです。
この場合は傷付く、というレベルでは済みませんから、ディスポーザーが設置されているご家庭では結婚指輪から目を離さないよう注意しましょう。一生を通じた大切なアイテムですから、買い直しは避けたいですよね。