シアワセ指輪学
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指輪や結婚にまつわる雑学コラムを集めました！
気になる！同じデザインでも、結婚指輪の値段が高いのはどうして？
2015.11.16 UP
結婚指輪って、どうしてこんなに高いの？似たようなデザインなのに…
基本的には一生に一度、夫婦の絆を確かめるために購入する結婚指輪。その相場は大体ペアで10万円～30万円程度だと言われています。しかし、なぜこんなにも高いのでしょうか？
カジュアルなファッションリングの方が華やかなデザインはあるし、石だってたくさん付いているのに、わざわざマリッジリングを買わなくても……とお悩みのあなたのために、結婚指輪が高価な理由をお教えします！
理由① 素材の配合が違う！
結婚指輪は、職種やアレルギーの有無によって普段は嵌めない方もいますが、一般的には起きてから寝るまで付けっぱなしにしておくことを想定されています。つまり、少しの衝撃や湿気には耐えられるようになっているのです。
一番高価な金属と言っても過言ではない「プラチナ」が多く用いられているというのも理由になります。なぜならば、何よりも「丈夫」だから。プラチナは非常に硬い金属で、余程硫黄の強い温泉に浸さなければ変色もしません。
次いで人気の高いゴールドも、他の金属と混ぜ合わせて強度を上げられています。逆にリーズナブルな指輪は全く同じデザインでも安価な素材が使われているため、普段使いしていると壊れやすい恐れもあります。
理由② デザイナーや職人のレベルが違う！
広告業界やハイブランドがまず「流行の形」を作ると、それを真似てカジュアルブランドでも似たようなデザインが出回りますよね。しかし、同じように見えても並べてみると、やはり高価な指輪は細かい部分にまでこだわりが光っています。
特に定番とされる結婚指輪のブランドはいずれも一流ですから、デザイナーや職人も洗練された作品を生み出す方ばかり。結婚指輪や婚約指輪は「年齢を選ばない」ことも大切ですから、10年後、20年後にその違いは明確となるでしょう。
カジュアルなファッションリングも確かに魅力的ですが、20代や30代の若いうちに「可愛い！」と思って購入したものは、年齢を重ねると共にどうしても華やかすぎて違和感が生じてきます。
その点、結婚指輪として製作されたものは、流行や年齢を問わないシンプルなデザインが主流なので、幾つになっても同じようにあなたを彩ってくれますよ。
理由③ お店の立地や、ブランドの知名度が違う！
さて、カジュアルなファッションリングと結婚指輪の違いは、素材の高価さと、流行や年齢に惑わされない洗練されたデザインを細部までこだわって作られているから、というのが大きな理由ですが、ブランドや立地によっても違ってきます。
同じ素材、似たデザインでも、知名度の高いハイブランドの方が比較的値段は上がりがち。なぜかといえば、ブランドを維持するために多くの人件費と広告料がかかっているから。
有名ブランドでなくとも銀座や六本木など、地価の高いところにお店を構えているブランドや、たくさんのスタッフや広告を使っているブランドなら、自然とそのコストを還元するために販売価格が高くなってしまうのです。
どうしてこんなに高いの！？と不思議に思う方もいるでしょうが、価格設定には様々な事情が重なっています。ハイブランドの名を重視するか、素材やデザインを重視するかよく考えて、最良のものを見つけてくださいね。
