シアワセ指輪学
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時として指輪は凶器になる！？「リングインジャリー」ってなに？
2015.10.09 UP
まさかこんなことになるなんて！「リングインジャリー」の恐怖とは？
危険な事態の時に指輪を嵌めていたことで、より一層怪我を凄惨なものにしてしまう…それが「リングインジャリー」です。勿論非常に稀な話ではありますが、万が一巻き込まれたらと考えると怖いですよね。
一体リングインジャリーとは、どのような状況で起こるのでしょうか？また、その危険性を排除するためにはどういった注意を払えばよいのでしょうか？見てみましょう！
リングインジャリーは「指輪が原因となる怪我」のこと！
考えただけでもゾッとしてしまいますが、例えば指輪が何かに引っかかってしまい、不運なことにそのまま引き摺られたり引っ張られたりしたことによって、指が切断されてしまう…それが「リングインジャリー」の代表的な例です。
皮膚が引っ張られて裂傷を起こしてしまうことを差すこともあるので、つまるところ「指輪が原因で生じた怪我」ということですね。刃物で切られるよりも症状が深刻になってしまうことが多いため、病院でも処置が難しいそうです。
では、一体どのような状況でリングインジャリーが引き起こされるのでしょうか？実際の事故を元に、数例挙げてみました。
事故やトラブルが「悪化」する場合が多い！
リングインジャリーは、何も普通に日常生活を送っているなかで必ず起こるものではありません。前提として「事故」や「トラブル」が起こり、それがたまたま指輪によって悪化してしまうことが多いです。
◆転んだ時にたまたま掴もうとした手すりや地面に指輪が引っかかり、そのまま指だけ引き摺られてしまった。
◆とび職や工場勤務で指輪を外さずにいたら、機械や機材に指輪が巻き込まれてしまった、あるいは高いところでの作業で指先が滑ってしまい、落下して大事故を引き起こしてしまった。
◆指先を怪我して化膿してしまった時、結婚指輪を外さないままでいたら血行を阻害してしまい、余計に腫れたり変色したりしてしまった。
状況や症状は様々ですが、指輪による外傷は様々に考えられます。とび職や工場で働かれている方は、最近では結婚指輪といえど仕事中は禁止されていることが多いようですね。
シンプルな指輪を嵌め、指先に気を配ろう！
特に結婚指輪や婚約指輪の場合は嵌める機会が多いものですが、リングインジャリーを防ぐ方法の一つとして「装飾の少ない指輪を購入する」というものがあります。
ウェーブやV字であっても構いませんが、宝石が付き出していたり、複数のリングが絡まったようなデザインだと、ふとした時に何かに引っかかったり巻き込まれたりしがちです。
特にヒールの高い靴を好んで履く女性は足元が不安定になりやすいですから、もしもの時が心配…と思われるならなるべくシンプルなものを選びましょう。
シンプルではないけれど、どうしても欲しい指輪があるの！という方は、足元や手を使う時には出来る限り指先を気にかけ、トラブルを招かないよう注意すれば大丈夫。
指輪はファッションやスタイルだけでなく、その人自身を彩り輝かせてくれるもの。デメリットになってしまわないように、しっかりと管理して大事に利用したいものですね。
