日本でも少しずつ増えてきていると言いますが、欧米では婚約指輪を代々受け継ぐというのはとてもメジャーなことのだとか。
実母から受け継ぐ場合もあるでしょうし、場合によっては彼のお母様が大事にしてきた指輪を受け継ぐこともあるでしょう。これは、その家で代々受け継がれてきた指輪を贈ることで、新たに家族の一員として迎え入れる、と言う意味があり、海外では非常に古くからある風習なのだそう。
どちらにしろ、婚約指輪を受け継ぐのは不自然なことではなく、贈る側と贈られる側にとって問題がなければ、とても素敵なことであると言えます。

ただし、受け継いだ指輪が自分の好みに合うかどうかは全く別のお話。
新しいブライダルリングをプレゼントしてもらうのももちろん素敵ですが、自分の母親がこれまで大切にしてきた指輪をリフォームするのもとても素敵なことですよね。ただし、そのまま身につけるのではなくて、自分の好きなデザインにしてみたり、今風のデザインに作り変えてみたり。
指輪だけではなく、例えばネックレスに作り変えることもできます。ですから、指輪を普段つけられないような職種の人でもいつも大切に、身につけておくことができますね。
リフォームは、ジュエリーショップなどにお願いすることになります。

婚約指輪を受け継ぎ、リフォームすると言うことは次のようなメリットがあります。
◆指輪にかける費用を抑えられる
この点が最も大きいメリットといっても過言ではないかもしれませんね。オーダー内容にもよりますが、婚約指輪を新品で購入するよりもリーズナブルに済むことが多いのです。

◆世界で一つだけの指輪を作ることができる
リフォームすると言うことは、ジュエリーショップなどで売っている指輪とは異なり、他に二つとない指輪を作り出すと言うこと。他の人と違った指輪が欲しい人にはおすすめです。
ただし、自分のイメージ通りの指輪に仕上げてもらうには、リフォームのオーダーを出す際にしっかりとデザインについて話し合うことが必要です。

長い間大切にされてきた指輪をリフォームして、あなたがまた身につけると言うのは非常に素敵なことです。あなたの代でも大切にして、ゆくゆくは子供にまた受け継いでもらう、というのもいいかもしれませんね。