ゴールドには、イエローゴールドの他、ホワイトゴールドなどのカラーゴールドが存在します。18金ピンクゴールドは、以下の成分を配合することで出来ています。

・純金（24金)75％
・銅20%、
・銀とパラジウムを数パーセント

他のカラーゴールドに比べて、銅の成分を多くすることによって、あの美しいピンク色を表現しているのです。ピンクゴールドは、銅の成分比率が高い為、プラチナや他のゴールドに比べて硬く強度がるのが魅力です。
しかしながら、銅は空気中の酸素に科学反応を起こして酸化しやすいという一面もありますので、その注意点を次にまとめてみました。

銅の成分が空気中の酸素で酸化したり、汗や温泉などの成分に反応したりすることが原因で、ピンクゴールドは変色してしまうことがあります。「ピンクゴールドは大好きだけど変色が心配」という方も多いかもしれません。そんな方に、変色を防ぐには、また変色した場合にはどのように対応したら良いのかをご紹介していきましょう。

◆自分でできる対応方法
・スポーツをする時や、温泉に入浴する際は外す。
・貴金属専用の磨き布（ポリマー）で拭く。

◆プロにお願いする対応方法
・イオン洗浄
アルカリ性の液体に漬けることによって、酸化した部分を還元して色を戻す。
・コーティング
変色が激しい場合は、ピンクゴールドのコーティングを上から施す。

ピンクゴールドは毎日身に着けていると、少しずつ金色本来の色に近いイエローがかった色に変化することが多いようです。それも、二人で重ねた月日の証であり、魅力でもあるのですが、気になる方は上記のようにプロの技で新品同様の輝きを取り戻すことができますので、ご安心を！
ジュエリーショップによっては、アフターサービスに含まれていることもありますので、購入時にお店に確認してみることをお勧めします。
薔薇色のようなピンクであることから、ローズゴールドとも呼ばれるピンクゴールド。丁寧にケアすれば、購入後も美しい輝きをキープしてくれます。是非、婚約・結婚指輪のカラーの候補に入れてみてくださいね！