一つ目の方法は、そもそも「なくさなかった」ことにしてしまうというもの。旦那様や奥様が気付かないうちに、ネットを使ったり店舗に行ったりして買い直してしまうのです。可能ならば、一番穏便な方法と言えます。

◆買い直すデメリットはある？
・新品の指輪は、意外と目立つもの。やたらキラキラしてるな……なんて思われたら、新しくなったことを気付かれてしまうかもしれません。自分の知らないところで勝手に買い直した、ということになれば、信頼が失われてしまう恐れがあります。
・同じデザインの指輪が見つからず、違うデザインで似ているものを購入してしまった場合も、上記のようにバレるリスクが高まります。
・何より結婚指輪は高い買い物ですから、バレずに買い直すにはそれなりの経済力や、蓄えがないと難しいでしょう。

黙っていても、いずれバレてしまうのでは……？と考えると、穏やかではいられません。大抵は良心が咎められ、正直にパートナーに話してしまうようです。自分の気持ちも楽になりますから、一番平和的な解決でしょう。

◆正直に話すデメリットはある？
・「なくした」という事実が明るみに出ることによって、パートナーがショックを受ける恐れがあります。結婚指輪は夫婦の化身のようなもの。まるで自分が大事にされていないような気持ちになるようで、不仲の原因になることも。
・浮気の最中に結婚指輪を外す、とはよく言ったもので、不貞を疑われることもあります。実際ホテルや浮気相手の家で外した際になくす、という方も多いので、まずは潔白を証明しましょう。

指輪を買い直しても、正直に相手に話しても、どちらにしてもデメリットが付きまといます。そうなるとそもそも「なくさない」ように気を付ければ良いという話になるのですが、どんなに大切であっても何が起こるか分からないものです。

なくした！と思ったら、まずはその日の行動を振り返り、出来る限り探しましょう。仕事や家事の最中に付けていた場合、机の下やベッドの下、流しの傍など、思わぬところに落ちていることも多いです。

どうしても見つからなければ、やはり正直に話しましょう。お金があれば黙って買い直すのも手ですが、隠される方が耐えられないという方がほとんどです。

話す直前は非常に緊張するでしょうが、本当にごめんなさい、と謝罪しつつ伝えれば、きっと分かってもらえるはず。結婚指輪は大事なものですが、夫婦の絆を失わないことの方が、もっと重要ではないでしょうか。