結婚指輪のオシャレな嵌め方として最も定番の意見は、両手合わせて「3つくらいまで」。結婚指輪とあと2つ程度が、大体の目安ということですね。確かに4本以上となると相当なセンスが要求されそうな気がします。

4本以上となると片側に偏らせるか、あるいは両手に満遍なく嵌めるかなど、デザインや素材のバランスがかなり難しいですよね。あとはギラギラと派手すぎるかな？と、周囲からの印象を気にする声もあります。

また、嵌め方が難しいという以外にも「隣同士で指輪を嵌めると、金属がこすれ合って劣化が早まるから」という理由もあるよう。例えば結婚指輪を薬指に嵌めている場合は、中指や小指は避けた方が良いのかも。

あとは指輪をゴテゴテに嵌めるとどこかに引っかけてしまいやすくなり、食事や買い物、レジャーなどが不便になる恐れもありますので、充分注意しましょう。

このように、欲張りすぎると金属の劣化を早めたり、お出かけ先で過ごしにくかったりという懸念もある指輪の複数付けですが、基本的にはポイントさえ上手に押さえれば大丈夫。

◆2本以上重ねづけするとオシャレ！
結婚指輪と同じ指に細身の指輪を合わせたり、太めの指輪と細身の指輪を重ねたり、シンプルな指輪と華やか系の指輪を同じ指に嵌めたり……指輪を重ねづけすると、上級者感が出て垢抜けたイメージに。片手に3本以上の指輪を嵌めたい方も、重ねればうるさくなりにくいのでおすすめです。

◆左右の同じ指には嵌めない！
例えば左手の薬指に結婚指輪があるなら、右手の薬指に指輪は嵌めない。右手の中指に嵌めたら左手の中指は避けるなど、左右の指輪が同じ位置に来ないよう工夫するのが良いでしょう。パッと見のバランスがよくなりますし、洗練された上品な印象が演出できます。

◆太めの指輪をシンボルとして使うのもアリ！
結婚指輪には比較的繊細なデザインのものが多いので、それよりも太めでボリュームのあるデザインの指輪と組み合わせ、そちらに視線を集中させるのもオシャレな嵌め方。細身のリングでまとめるのも良いですが、もし手持ちに太めのリングがあれば、ぜひ試してみてください。

とはいえ、結婚指輪以外も嵌めたいけど、センスに自信がない……あるいはオシャレに指輪を活かしたいのに、ブライダルリング以外はそんなに持ってない！という方もいるでしょう。

その場合は、婚約指輪をプライベートなお出かけ用として普段使いするのもおすすめ。同じブランドで購入しているなら尚更結婚指輪と相性のよいデザインである可能性が高いので、思いきり活用してしまいましょう！

結婚指輪を購入したからといって、婚約指輪は結婚式以外では使わない……なんてもったいないですよね。大切なものだからこそ、ぜひ様々なシーンで重ねづけを楽しんでみてください。