ジュエリーの素材選びに迷ったら、まずはその素材の特徴を知りましょう。

◆ホワイトゴールドはどのようにして作るのか
ホワイトゴールドは、金に銀やパラジウムなどを混ぜ合わせ、さらにロジウムでコーティングすることで美しい白さに仕上げた素材です。色はプラチナに似ていますが、ホワイトゴールドの方が価格はお手ごろということもあり、ブライダルリングの素材として人気が高いものです。

◆ホワイトゴールドは「よく伸びる」金属
ホワイトゴールドは、「展性（てんせい）」という特徴を持つ、いわゆる“よく伸びる”金属。この性質を生かすことで、ジュエリーの装飾において非常に大切な繊細で美しいデザインを作成することができます。

ホワイトゴールドを結婚指輪の素材として選ぶときに考えられる利点は下記の通りです。

◆硬い素材であること
ホワイトゴールドは、上記で説明した通り、ゴールドに他の金属を混ぜているので強度が高いという特徴があります。
結婚指輪は長い時間身につけるものですから、硬い素材の方が傷つきづらく、素材として適していると言えます。

◆プラチナと比べると軽い
プラチナとよく比較されますが、比重を比較するとホワイトゴールドの方が軽いので、つけ心地も軽やかです。指への負担を少しでも少なくしたい人は、ホワイトゴールドという選択肢がオススメ。

ホワイトゴールドはコーティングクォしてあるため、長い時間が経過することによってこのコーティングが少しずつ剥がれてくる可能性があります。
ですから、汚れたときにはブラシなどで強くこすったりせずに、やわらかい布で軽く拭くようにしましょう。もし汚れが取れない場合には、購入した店舗に問い合わせてクリーニングしてもらうのが無難。
また、コーティングが剥がれてしまったときには、再度コーティングを施せば元の輝きを取り戻すことができます。
ホワイトゴールドの特徴や結婚指輪の素材として選ぶメリットをご紹介してきました。さまざまな指輪を見ていく中で、どんな素材を選んだら良いのかわからなくなってしまうこともあるかもしれません。そんな時は、納得のいくブライダルリングと出会うために、その素材がどんなものなのかをまず知ることが大切ですよ。