ベールの種類は長さとデザインによって分かれますが、どんなものを選べばいいかわからない場合もありますよね。そこで簡単にベールの種類をご紹介します。

◆長さは3種類
ウエディングドレスに合わせるベールは、裾を引きずる長さの「ロング」、お尻まで隠れる「ミディアム」、二の腕が隠れるくらいの「ショート」の3種類。
ロング丈はゴージャス、ミディアムとショートは可愛らしい印象を与えますので、花嫁自身の雰囲気やドレスにより選ぶと良いでしょう。
一般的にはロング丈のベールを選ぶ場合が多いですが、例えばウエディングドレスの背中部分にお花やリボンのモチーフがある場合は、ミディアム丈やショート丈を選ぶ場合も。

◆デザインはいろいろ
頭からすっぽりと覆うようにかぶる「マリアベール」や、花模様をあしらった「フラワーベール」、ビースで刺繍を施した「ビーティングベール」、水玉模様が織り込まれた「ドットベール」など、シンプルなものから存在感のあるものまで用意されています。
ドレスがゴージャスであればシンプルなデザインのベールを、逆にドレスがシンプルなら存在感のあるベールを選ぶとバランスよくまとまりますよ。

自分の好みやドレスに合うベールを選ぶのは大切ですが、もうひとつ、どんな会場で身につけるかということも考慮に入れておきましょう。

◆大聖堂での挙式
大聖堂や大きな教会での挙式であれば、長いバージンロードがあるはず。きっとトレーンが長いゴージャスなドレスを選んでいることでしょう。
ですから、ドレスに合わせたロングベールを選ぶと式場とのバランスもバッチリ。ロング丈のマリアベールも素敵です。

◆こぢんまりとしたチャペル
バージンロードが短めのチャペルなどでは、ミディアム〜ショート丈のベールだと動きやすいです。長いベールを選ぶと、意外と邪魔になって動きが制限されてしまいます。
写真撮影の際にも、あまり広くない会場の場合はベールをキレイに広げての撮影が難しい場合も。

◆ガーデンウェディング
天候が落ち着いていれば良いのですが、風が強い日は長めのベールだと風に煽られて大変。
ですから、この場合はショート丈のベールにすると軽やかでぴったりです。特にカジュアルな雰囲気のガーデンであれば、ショート丈がオススメ。

さまざまな面から、ベールの選び方をご紹介してきました。少しでも、どんなものを選ぶのが良さそうかイメージできたでしょうか？これがベスト！と思えるベールに出会えるように、さまざまなものを見てみると良いですね。