そもそも婚約ピアスとはどのようなものなのか？というと、その名の通り「婚約の証に、男性から女性へ贈られるピアス」のこと。そう考えればただ、指輪のかわりに他のアクセサリーを用意したのだと思いますよね。
しかし、実はこの婚約ピアス、何と一般的に耳に付けられるピアスとは違い「左の薬指に埋め込む」形のアクセサリーなのです！つまり、薬指に穴を空け、そこにピアスを通すといった具合ですね。
デザインとしては指の甲側にダイヤモンドのみがシンプルに光る、というタイプや、リングがぐるりと指を覆い、甲側に石だけ突き出しているものなど様々。かなり独特ですが、確かに印象的ではあるかもしれません。
婚約ピアスは海外のSNSを中心に話題を集めており、次なる流行を誘うかも？とも言われているよう。

そんな婚約ピアスのメリットは、何と言っても「傷跡まで一生残る」という点。ボディピアスは例えそのアクセサリーを外しても、一度穴を空けたら長い時間ピアス跡が残ります。人によっては一生お付き合いすることになる可能性も。
そのため、結婚という一般的には一生に一度とされる節目に「覚悟を示す」にはピッタリ！という声もあるのですね。結婚指輪のかわりとして、男女お揃いで嵌めるのもロマンティックかも？

◆やっぱり痛い！婚約ピアスのデメリット
しかし、こういった斬新なアイテムにはデメリットも付きもの。婚約ピアスを嵌める際の注意点としては、やはり「穴を空ける際に相当な痛みが伴う」というものが挙げられます。耳であればピアス穴を空ける時の痛みもそう強くありませんが、左手薬指の場合は細かい神経が通っていますし、肉も厚いので相当な苦痛が予想されます。貫通した後も痛みが続く恐れもあるので、気になる方はセルフではなく、必ず病院を頼るのが良いでしょう。

また、一生傷跡が残る、というのが逆にデメリットになることもあり得ます。あまり考えたくないことですが、万が一パートナーとお別れしてしまった後「見るたびに顔を思い出す」なんて結果になったら辛いですよね。

このように、指に嵌める婚約ピアスは強い絆を感じさせるというメリットが挙げられますが、その一方で深い傷を負う恐れもあるのですね。
指輪よりもピアスの方が気軽に身に付けられてよい、あるいは身体にしっかりと密着している分安心感があるという方は、耳に付けるピアスを婚約の記念品として贈る例もあるようなので、ぜひご参考ください。
愛情の形や絆の表し方は、カップルによって様々。2人で話し合って、よりよいアイテムを選びましょう！