◆蒔絵
蒔絵は奈良時代に始まったとされる、日本独自の伝統工芸です。加飾する面に漆で文様や文字を描き、漆が乾かないうちに、金・銀・すずなどの金属粉や色粉を蒔いて表面に定着させます。しっとりとした美しさがあります。
KARAFURUでは、強度の蒔絵師によってパールに一筆一筆に描き付けられた、しっとりとした美しい『MKIEパール』シリーズが作られています。
◆鍛造
鍛造(たんぞう)とは、金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で形を整える、金属加工製法の一つです。日本刀をつくる刀鍛冶によって培われた、日本が世界に誇る技術です。
KARAFURUでは、今では数少なくなった錺(かざり)職45年の職人が、根気強く地金を叩いて作っています。型に流し込むだけの鋳造が既成品で良く使われる技法ですが、それとは違い、手作業で何度も叩かれ熱せられた金属は、強くしなやかな美しさがあります。

◆和彫り
和彫りは室町時代より伝わっているとされ、鏨（たがね）を槌（つち）で叩いて、手前に引きながら掘っていく彫金技法です。掘る時に、金属同士が擦れることによって、より強い光りを放つようになる、力強さと繊細さを兼ね備えた日本ならではの美の結晶の技術です。
時代の変化による需要の減少で、日本に和彫り技術を受け継ぐ彫金職人は十数名しかいないとも言われていますが、KARAFURUでは自分の好みの模様をオーダーして掘って貰うことも可能です。

◆江戸切子
江戸切子とは、ガラスの表面にカットを入れることで模様を描いていく技法のことです。KARAFURUでは、江戸切子の若き4代目が、クリスタルガラスを切り出すところから全て手作業で製作しているそうです。
透明度の極めて高いガラスが上品な存在感を放つ『KIRIKOピアス』シリーズは、オフの日のカジュアルな服装にも、華やかなパーティシーンにも合うマルチなジュエリーです。
いかがでしたでしょうか。急速なグローバル化で均一化の一途を辿る現代世界。そんな今、国ごとの独自の文化は大きな魅力です。KARAFURUが手掛ける和の伝統を活かしたジュエリーを手に取って、日本ならではの良さを今一度見つめてみませんか？