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指輪の作り方「鍛造(たんぞう)製法」について知ろう!

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2018.02.16 UP

世界にたったひとつの指輪は、職人の技が光る「鍛造製法」で

指輪を選ぶときに知っておきたい知識として、指輪の製法には「鋳造」と「鍛造」という2つの方法があるということ。ショップに行ったときにはあまり意識しない部分かもしれませんが、それぞれの製法によって特徴があります。この2つの製造方法を知ると、指輪選びがもっと楽しくなるかも?
結婚指輪

「鋳造製法」と「鍛造製法」の違いを知ろう

指輪の作り方は、「鋳造(ちゅうぞう)製法」と「鍛造(たんぞう)製法」に分けられます。
◆鋳造製法とは
「ワックス」と呼ばれる樹脂を削って指輪の原型を作ってから、溶かした金やプラチナなどの地金を流し込み固める製法のことです。加工がしやすく、デザインの自由度が高い、というのが最大のメリット。繊細なデザインも可能。華奢なデザインが希望であれば、こちらの製法で作られた指輪を選択することが多くなります。
ただし、このあと説明する「鍛造」で作られた指輪よりも強度は低くなります。
◆鍛造製法とは
地金をハンマーやプレス機でたたいたり伸ばしたりして密度を高くし、仕上げる製法です。
文字通り金属を「鍛える」ものになりますので、とても高い強度を持っており変形しにくいという特徴がありますが、加工を行うには高度な技術が必要になりますので、大量生産には向きません。

鍛造製法で作られた指輪

鍛造リングは、叩くなどして圧力を加えて作る過程で金属の中にある気泡が抜けるので、密度が高くなり、なめらかな仕上がり。そして表面硬度も高いので研磨したときに輝きが増します。
そして、その製法上、繊細で複雑なデザインを作り出すことが難しいのでシンプルなデザインが多くなります。

鍛造で作る時は、納期まで余裕を持って

鍛造は職人の技術・経験が問われる製法です。特に、フルオーダーで指輪を作る場合は、デザインの打ち合わせから始まり、デザインが決まったらひとつひとつ手作業で製作していくため、納品までの期間が長い場合が多いです。
ですから、早めの発注をお忘れなく。
鍛造製法の指輪を取り扱うブランドはたくさんあります。インターネットで調べるだけでも、いくつか専門のショップを見つけられるはず。鋳造、鍛造それぞれいい面がありますので、どちらが優れている、というわけではありませんから、これから身につけるに当たってデザインを優先したいのか、強度を優先したいのかなど、さまざまな面から考えてみると良いでしょう。
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