別居婚をすると決めても丸々1か月、別々に暮らしていたら結婚した意味がありません。まるで結婚が保険のようにも思えてくるでしょう。あくまでも夫婦としての役割を果たしていたいなら、週末はどちらかの家に集合し、穏やかな一時を過ごされてみては？

週に一回、あるいは二回と決めておけば、残りの数日間は、一人で自由に過ごせます。彼に邪魔されることなく、好きなことに集中できる環境も手放さなくて済むのです。週に1回くらいでも十分満足できるなら、しばらくは別居婚で様子を見守りましょう。カップルに近い夫婦の関係も、これはこれで素敵なかたちです。

別居婚を選ぶ場合は、いつまで今のスタイルを続けるか話し合っておく必要があります。たとえば、今こうして別居婚のスタイルをとっていられるのは子どもがいないから。子どもが生まれた場合は、やはり別居婚ではなく通常のスタイルに戻さなくてはいけません。これからしばらくは、今のスタイルをとるのか、時期をみて通常の生活に戻すのか、それは彼の意見も聞いてみないと分かりません。

たとえばあなたは子どもがいらないと思っていても、彼は子どもがいる前提で話を進めている可能性があります。しばらく経ってみて「別居婚なんてするんじゃなかった」とならないように、別居婚を選ぶにしても、いつまで続けていくかは、よく話し合っておきましょう。

意識しないうちにもし妊娠が発覚した場合は、やはり別居婚ではなく通常のスタイルに変更したほうが安全です。なにかあったときに、すぐに側にいてもらえない状況は妊婦さんにとっては不安でもあり、厳しい状況でしょう。別居婚の関係が心地よかったなら、子育てが落ち着いた段階で再開させると決めておき、しばらくは通常の結婚生活を楽しむと割り切る心構えも必要です。子どもが自分の元から巣立てば、かつてのように別居婚をしていても問題ない状況になるでしょう。それまでは子ども優先の生活を続けていき、無事に巣立ったら、自分たちのご褒美も兼ねて別居生活を再開させてみては？

いかがでしたか？

別居婚を続けていくためには、一方的な意見を押し付けず、彼にもよく理解してもらったうえで、自立した関係を築いていきましょう。先々の予定まで考えたうえで、通常のスタイルに切り替える必要があれば早めの行動を！