婚約指輪は本当に売れる?買取相場やコツ、注意点などをチェック!
2017.02.15 UP
夫と破局……婚約指輪は売るべき?本当に売れる?
離婚、あるいはどうしても経済状況が苦しくなったなどの理由で婚約指輪を手放す場合、一般的には質屋やリサイクルショップなどに持って行きますよね。しかし、婚約指輪は本当に売れるのでしょうか?
今回は「婚約指輪ってどのくらいの値段になるの?」と不安を覚えるあなたのために、婚約指輪を買取業者に査定して貰う際のコツや注意点などを詳しくまとめました!ぜひご参考ください。
素材はいいのに!?婚約指輪の買取価格は基本的に安い
そもそも婚約指輪は買取業者に売れるのか?という問題ですが、もちろん持ち込んで査定して貰うことは可能です。しかし、必ず満足のいく結果が得られるかというとそうとは限らないようで……。
◆婚約指輪や結婚指輪は、オーダーメイド感が強いので売りにくい!
そもそも婚約指輪や結婚指輪は、その女性や夫婦のためにサイズやデザインを合わせて造られていることがほとんど。アウトレットで購入することすら物議を醸されるくらいの特別な品ですから、質屋ではなかなか売りにくいのです。特にダイヤの婚約指輪は定番なので、一目で婚約指輪だ!と分かってしまいますよね。
◆相場は購入価格の4割~1割程度!
では相場はどの程度か?というと、高くても購入価格の3割~4割くらいだと言われています。高級ブランドの指輪でも2割くらいの値段になることが多いそうですから、なかなか厳しいですね。上記の理由からそのまま売れない場合は加工されることもあるため、高級ブランドの婚約指輪、結婚指輪でも付加価値が付きにくいということでしょうか。
ダイヤじゃない方が、買取価格が高いこともある!?
婚約指輪の定番といえば、プラチナやゴールドの土台に大きめのダイヤが捧げられたデザイン。しかし、そういった形のものはいかにも婚約指輪というイメージがあるせいか、買取価格が伸び悩みがちです。
ダイヤの場合、購入価格が高いため「期待したほどではなかった」とガッカリする方も多いのかもしれません。また、ダイヤモンドやカラージュエリーは流行によってカットの仕方が違うので、宝石よりも土台を重視する業者もあるのだとか。
しかし、例えば珊瑚やパールなどを使った結婚指輪であれば、流行り廃りがない上に婚約指輪としても珍しいため、意外と買取価格が高かった!と喜ぶ人もいます。
ダイヤの指輪じゃないし、そんなに良い値段にはならないかな……と悲観していた方も、臆せず買取業者に持ち込んでみてはいかがでしょうか?
業者によっても違う!複数回ってみると良いかも
婚約指輪を売る時のコツは幾つか挙げられますが、一番重要なのはやはり「業者の見極め」だと言えます。
◆金やプラチナの相場が書かれている業者が良い!
上記の通り、婚約指輪や結婚指輪はブランドやデザインよりも「素材としての価値」に重きを置かれがちです。そのため、ネットのサイトに「ゴールドやプラチナの相場価格」が書かれている業者の方が信用できると言われています。貴金属や宝石は時世によって価値が変わるため、曖昧な基準ではなくしっかりとした査定を行ってくれる業者に頼みたいものですね。
◆余裕があればクリーニングを!日頃のお手入れが肝心
貴金属とはいえ、婚約指輪や結婚指輪も長年使っていれば傷が出来たり、色がくすんだりしてきます。「どうせ溶かされるだろうし……」「結局あんまりお金にならないんでしょ?」と諦めてしまわず、査定の前にはしっかりと柔らかい布で磨き、可能ならクリーニングにかけておきましょう。
婚約指輪や結婚指輪の買取には上記のような下準備が大事ですから、離婚直後に自暴自棄になって近所の適当な質屋に持ち込むのではなく、ある程度ほとぼりが冷めてから考えてくださいね。