「指輪が欲しい」はNG!?アメリカ人と日本人の恋愛観の違いとは
2016.12.21 UP
ペアリングもクリスマスも無理!?アメリカ人と日本人の恋愛観の違い
もちろん個人差はありますが、恋人ができたら誕生日やクリスマスは一緒に過ごし、プレゼントに指輪を贈るのも普通!という日本人は多いですよね。しかし、こういった習慣、アメリカでは意外と当然ではないのだとか。
昨今では外国人と付き合う日本人もよく見かけますが、中にはこういった恋愛観の違いに衝撃を受ける人も。今回は特にアメリカ人にスポットを当て、日本人との価値観の違いをまとめてみました!
その① 「クリスマス一緒に過ごせない」のは当たり前!
◆日本:クリスマス=胸躍るイベント!
日本におけるクリスマスとは、宗教的な意味合いが薄まっている分、すっかりロマンチックなイベントとして認識されていますよね。美しいイルミネーションに彩られた街中、恋人がいればその人との予定を優先し、デートやプレゼントでちょっと贅沢な1日を過ごす……そういう方も多いと思います。また、クリスマス当日(25日)よりクリスマスイブ(24日)が重視されるのも特徴ですね。
◆アメリカ:クリスマス=家族と過ごす、大切な休暇
対してアメリカ人にとってのクリスマスは、家族と過ごす大切な休暇。クリスマスは余裕を持って準備をし、25日を中心に家族や親戚同士で賑やかなパーティーが開かれることもありますが、基本的には家で家庭料理を楽しみつつ、穏やかに過ごします。また、彼(彼女)の家庭がキリスト教徒であれば、家族で教会のミサに出かけることもあるでしょう。
ですから彼が日本に滞在していて、クリスマス期間中も帰省しない、という状況でなければ、クリスマス一緒に過ごすのはあまり期待できないかもしれません。ちなみにこれ、イギリス人もほぼ一緒なのだそう。
◆ニューイヤーは恋人と過ごす日!予定を開けておこう
アメリカ人にとっては、どちらかといえばクリスマスの方が日本人で言うお正月に近い感覚。そのかわり、大晦日からお正月にかけては友人や恋人などと賑やかに過ごすという人が多いそうです。今度は逆にこちらが帰省しなきゃ……という恐れもありますが、そうでなければ念のため予定を開けておくと良いかも。
その② ペアリングを贈る習慣はない!?指輪は婚約まで待って
◆日本:ペアリング=恋人同士の絆を示すアイテム
日本人におけるペアリングは、例えば学生や社会人になりたてなど「まだ結婚する段階じゃないけど恋人との絆を示したい!」というカップルが嵌めるもの。ある程度お付き合いが長くなったら、プレゼントされても全く抵抗はありませんよね。
◆アメリカ:ペアリング=結婚してないのになぜ嵌めるの?
対してアメリカ人の間では、基本的にペアリングという文化がありません。左手薬指の指輪は一般的に既婚や婚約中を示すもので、恋人がいるから指輪をする、という価値観は理解できないという人が多いのです。ですから、アメリカ人の彼や彼女にペアリングを買おう!と言っても、ピンと来ない反応をされるかも。
◆海外では、ペアリングの文化が理解されないことが多い!
そもそもペアリングの習慣自体、日本の外に出ると理解されないことが多いと言われています。外国人と付き合っていてペアリングが欲しい!という方は、突然指輪が欲しいと言うのではなく、まず「日本ではこういうカップルが多くて……」と、あくまでも日本ではどういう意味を持つのかを説明してみると良いでしょう。
その③ アクセサリーのプレゼントは、深く付き合ってから!
◆日本:アクセサリーのプレゼント=付き合いたてでも渡す
彼女に誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントなどをする場合、定番といえばやっぱり「ネックレスやピアスなどのアクセサリー」。指輪はさすがに重いイメージもありますが、それ以外のものなら付き合いたてでもあまり抵抗なく贈る人が多いですよね。
◆アメリカ:アクセサリーのプレゼント=ある程度長く付き合ってから!
アメリカ人にとって、アクセサリーのプレゼントはかなり重い意味を持つよう。アクセサリーを贈られた=それだけあなたに真剣ってこと!と言われるほどですから、付き合いたてで気軽にプレゼントされることは少ないのですね。また、高価なブランド物よりも相手の好みを考えたものを贈るのも特徴とのことで、恋人同士でも家電や洋書など、実用的なアイテムをプレゼントすることも多いそう。