幸せを運ぶニンジン!?失くした指輪が畑から見つかったと話題に
2016.12.08 UP
農作業中に失くしちゃった!大切な指輪をニンジンが運んでくれた?
例えば結婚指輪や婚約指輪、結婚記念日のお祝いの指輪など、大切な指輪をいつの間にか失くしてしまった!なんてことがあれば、何も手に付かなくなるほどショックですよね。
しかし、今回農作業中に失くしたと思っていた指輪が、何と収穫したニンジンに嵌まってでてきた!?なんて事件が話題になっています。一体どのようなエピソードなのでしょうか?まとめてみました!
舞台はドイツ!老夫婦が出くわした奇跡とは
今回主役となるのは、バート・ミュンスターアイフェルという街に住む男性。2012年に奥様と金婚式を迎え、その際に娘さんたちから受け取ったお祝いの指輪を大切に嵌めていたのだとか。
しかし、農作業中も変わらず嵌めていたところ、何と指輪を紛失!家族総出で探したのに見つからず、すっかり落胆してしまったそう。奥様は「そのうち出てくるわ。心配しないで」と楽観的に励ましたようですが……。
それが何と3年後、まるで奥様の予想が当たったかのように、指輪は見つかりました。どこにあったかって?何と収穫したニンジンに嵌まっていたのです!
3年後も農作業に励んでいた男性は、ニンジンに付いた土を落とそうと水を撒いていたところ、その中に不自然なくびれのあるニンジンがあることに気が付きました。そしてよく見ると、それは失くしたと思っていた指輪だったのです。
喜びはしたものの、夫婦にはある問題が……。
もちろん、指輪を発見した男性は喜びました。きっと同じように奥様も驚き、そして歓喜を分かち合ったことでしょう。なぜ予想なのかといえば、残念ながら指輪が発見される半年前、既に奥様が亡くなっていたからです。
男性は聖書の「蒔いたように刈り取るべし」(蒔けば蒔いただけ種は実り、刈り取ることになる)という一説を語り、亡くなった奥様に想いを馳せたと言います。きっと天国の奥様にもその気持ちは届いているに違いありません。
何だかこういった話を聞くと、亡くなった奥様が指輪と男性を引き合わせてくれたのでは?という感じもしてしまいますね。
いずれにしろ奥様との想い出の品が増えた(戻ってきた)わけですから、今度こそ男性は肌身離さず、大切にしていくことでしょう。
日本でも過去に似たような話があった!?
今回はドイツでのお話でしたが、何と2009年には日本のご夫婦もテレビで取り上げられています。結婚30年目に旦那様からプレゼントされた指輪を失くしてしまった90代の女性が、畑の大根に嵌まったそれを発見したというものですね。
おそらくはこちらも種まきか苗植えの際にうっかり落としてしまったものが、数年を経て大根に嵌まって……というパターンだと言われていますが、それにしても不思議な縁です。
日本でのお話も旦那様が既に亡くなった後発見された、というものでしたから、いよいよ天国の配偶者が指輪を手元に戻してくれた……なんて奇跡もあり得るのかもしれない、と思ってしまいますね。