夫婦になると家計をひとつにするカップルが多いので、結婚後は誕生日やクリスマスプレゼントは贈り合わない、という声も。しかし、結婚記念日は2人のことですから、毎年何かしらの形でお祝いしますよね。

「今年の結婚記念日はどうする？」という話になったら、それとなく「食事やデートは気にしなくていいから、プレゼント交換をしたいな」と切り出し、婚約指輪の件を伝えてみてはいかがでしょうか？

◆ポイントは「お互い贈り合う」ようにすること！
この時、自分だけが欲しい！ではなく、あくまでもプレゼントを「贈り合う」形にすると不公平感が出ません。また、一般的な婚約指輪の相場は数十万円と非常に高価ですから、経済状況によっては望んだ通りの指輪は買えないかもしれない、と心に留めておきましょう。あくまでも「婚約指輪の代わりとなる、好みのデザインの指輪を探したい」と考えて。

続いては「スウィートテンダイヤモンド」として、結婚10周年記念の機会を待つ、というもの。

◆スウィートテンダイヤモンドとは？ スウィートテンダイヤモンドとは、宝石業界のCMで有名になったフレーズで「結婚10年目を祝って、特別なダイヤモンドのジュエリーを贈ろう」という夫婦の風習のこと。もちろん絶対贈るべき！というものではありませんが、未だにスウィートテンダイヤモンドを目指して貯金しているご夫婦もいるようです。

◆理想の婚約指輪を手に入れるには、一番可能性が高い！ 結婚10年目まで待つ、というのは非常に気の長い話ではありますが、婚約指輪と同じく「節目のプレゼント」ですから、指輪に意味を持たせたい方にはおすすめです。彼に「本当は婚約指輪が欲しかったの」と突然伝えるよりは「結婚10年目のスウィートテンダイヤモンドまで待ってていい？」と言った方が、心構えもしやすいですよね。経済的にも余裕が出来ている可能性もありますから、もしかしたら理想通りの婚約指輪が手に入るかも。

そもそも、彼女から「婚約指輪が欲しいな」と言われても購入できない男性には、どのような事情が考えられるのでしょうか。まず、最大の理由として「経済的に苦しい」というものが挙げられます。

結婚式や新婚旅行など、結婚にはイベントが目白押し。仮に2人で折半したとしても、婚約指輪を購入するような余裕がない……という男性は多いもの。でも、お金がない、なんて言いづらいので、ズルズル先延ばしにしてしまうのですね。

結婚前はそれぞれの貯金でも、結婚後は共同の貯金になってしまいますから、お金を貯めるタイミングが分からない、という可能性もあります。

また、実は婚約指輪は必要ないと思っているのに、彼女との話し合いが満足にできていない、という場合も。お互いの価値観をすり合わせて、最善の方法を探してくださいね。