ちゃんと回転もする!?夫婦円満の「ベアリング」が話題
2016.06.20 UP
ベアリングのペアリング?部品を指輪にする意味とは
ベアリングとは、一見ペアリングと見間違えてしまいそうですが、実は機械に使われる部品の一種。しかし、昨今このベアリングをモチーフにした結婚指輪が、一躍話題になっているのです。
一体どのようなデザインなのでしょうか?また、なぜ造られたのでしょうか?今回は気になるあなたのために、その秘密についてとことん探ってみました!ぜひご参考ください。
ベアリングは「部品」!?指輪と確かに似ているけれど……
ベアリングとはそもそも何かというと、クマの形をした可愛い指輪!ではなく……金属で造られたリング状の本体の上に丸いボールがいくつも付けられている「工業部品」の一種なのです。
ベアリングは、元々ボールを間に挟んで接地面積を「点」にすることで機械の回転運動の摩擦を減らし、動きを滑らかにするという目的で付けられるもの。一見全く指輪とは関係のないもののように思えますよね。
しかし、流行のエタニティリングにも似たその形状からか、最近表参道にある結婚指輪専門店「SORA」がペアリングとして売り出し始めました。代表取締役によれば、趣味の自転車に付いていた部品が着想のきっかけなのだとか。
デザインはまさにベアリングそのもの!のシンプルかつ優美なもので、薄い地金が重なった中に、ジルコニウムと合成サファイアがぎっしりと詰まっており、この宝石は錆びることがないそう。
夫婦関係も滑らかにしてくれる?ベアリング
ベアリングをモチーフにしたペアリングの魅力は、決してデザインだけではありません。前述した通り、通常のベアリングのボール(金属)と違い、このリングの宝石は錆びることがないので、永劫の絆を表してくれます。
また、本来のベアリングと同じく本体が回転するようにできているため、機械の動きを滑らかにするように、夫婦関係も円滑にしてくれるのでは?という声もあるよう。
見た目にも美しく、高い性能(?)を誇るベアリングを2人で身に付ければ、確かに永遠に回り続ける輪のように、仲良く絆を深めていくことができるのではないでしょうか。
ベアリングの値段、注意点が気になる!
気になるベアリングのお値段は、ペアで42万2000円!と意外とお高め。婚約指輪の相場と同じくらいですから、結婚指輪として使用される方は、夫婦でよく相談された方が良いかもしれません。
合成サファイアはこの指輪のための特注品だそうですから、それを考えると高価になってしまうのも頷けますね。
また、ベアリングは砂に弱いとのことなので、指輪を嵌めたまま泥パックを行ったり、お子さんと砂場遊びをしたりするのは危険です。回転が鈍くなると本来の意味が薄くなりますから、充分に注意しましょう。