シアワセ指輪学
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ダイヤモンドの可愛い形ってある？花型や星型にしたいんだけど…
2015.07.14 UP
ダイヤモンドを可愛い形にしたい！花型や星型はムリ？
結婚指輪や婚約指輪などにダイヤを入れたい！と思った時、あなたはどんなデザインにしたいと思いますか？例えばダイヤを花や星の形に削りたい、なんて考えたことはありませんか？
しかし、ダイヤはそう自由には削れないのです。ハート型や滴型のダイヤは存在しますが、では一粒で表現する場合、一体どのような形までなら再現することができるのか？その理由と共に調べてみました！
ダイヤは、なるべく原型を留めたまま削らなきゃダメ！
ダイヤモンドは、一粒を細かく削ったり、下手に凹凸を付けたりすることはできません。よって花や星の形を表現することは不可能なのです。なぜかというと、削る分量が多いほど、宝石の価値が下がってしまうから。
ダイヤは金や銀と違い、溶かして伸ばしたり研磨したりすることはできません。ですから、これはどの宝石にも言えることですが、なるべく加工せず、純度を保たなければならないのです。
そのためには、無暗に削ってカラット数を落とすよりも、シンプルにカットしてそのままの輝きを大事にする方が有効と言えます。ですから、ダイヤの形には原型を留めたままのものが多いのです。
どんな形ならダイヤで作れるの？
ダイヤで表現できる形は、皆さんもよく見たことがあるであろう丸型（ラウンドシェープ）をはじめ、ハート型（ハートシェープ）や滴型（ペアシェープ）など、丸みを帯びたものがほとんどです。
それ以外には、少し角ばった長方形（エメラルドシェープ）や細かいカケラのような形（マーキースシェープ）などが見られます。基本的にはシンプルで、真ん中を中心に端を削っていくというような感じの形ですね。
花や星などの可愛らしい形も魅力的ですが、ダイヤモンドは複雑に削るよりもありのままの姿の方が魅力を損なわない宝石です。そこを理解し、アクセサリーを選ぶ時も「どんな風に輝くか」を考えてみてくださいね。
どうしても可愛い形にしたい！という時は？
どうしてもダイヤの形を凝ったものにしたい！という場合には、「何粒ものダイヤで1つの形をデザインされている」ものを探してみてください。
例えば大きな一粒のダイヤの周辺を、何粒もの細かいダイヤで囲んで花を表現しているものや、5粒のダイヤを組み合わせて星を表現しているものなど、一粒にこだわらなければ見つかるかもしれません。
ただし、ダイヤが増えればそれだけお値段も張ります。1粒ですら結構な金額ですから、なかなか機会のない婚約指輪や結婚指輪であったとしても、必ずお相手と相談してくださいね。
もし厳しいようであれば、中央をダイヤにして、その周辺を他のカラージュエリーで彩れば多少は費用が軽減される可能性がありますので、フルオーダーの場合はご検討ください。
