もっと愛を深めるために彼と上手にケンカをしよう
2015.06.05 UP
カップルを成長させるために必要なケンカとは
なんとなく悪いイメージのある「ケンカ」ですが、日本には「ケンカするほど仲がいい」という言葉もある通り、カップルにはとても必要なものなのだそうです。今の彼となんだかうまくいっていないのは、ケンカをしていないからかもしれませんよ!
ケンカしないより、ケンカできないことが問題
人は毎日平穏に暮らしたいと思うものです。その中で、人は争いやケンカをなるべく避けるようにして生活しようとしてしまいがち。これはカップルにも同じことが言えて、「相手と仲良くしたい」という思いから、自分の意見を言えない・・・ということが起こってしまいます。
ケンカが起こるキッカケは、相手の意見と反対意見を持った時がほとんどです。
「僕はラーメンが食べたい」「私はパスタが食べたい」といったようなことからも、ちょっとした喧嘩になるカップルはいることでしょう。でも、そんなとき、「じゃあ、今度はパスタを食べようね」と、互いの意見の折り合いをつけることで、二人のラーメンデートが成立します。
次回のデートの時には、彼女のパスタデートが達成されて、二人の中はうまくいくのです。
◆ケンカできない関係は問題
「もっと愛情表現して欲しいな」とか、「週末は一緒に過ごして欲しい」ということは、食べ物の相違以上に、要望しても上手くいかないことが多いです。それはライフスタイルを見ると現実的に難しかったり、お互いの恋愛観が違うから。
そして、多くの人はそのことを自分の中だけで処理して、表現するのをやめてしまいます。片方は恋愛状況に不満を抱えているのに、片方は満足しているという行き違いのままのカップルでは、その後の恋愛も充実しません。
できれば、「パスタが食べたい!」と主張するようになんでも言えるのが理想。もしかしたら、要望が叶うかもしれないし、少なくとも、あなたの気持ちを相手が把握して、努力してくれるキッカケにはなるはずです。
なんで必要?ケンカによる成長効果
前述のとおり、自分が思っていることを表現することは、相手のことを知るきっかけになります。自分の思いを言葉にしなければ、相手には何も伝わらず、「実際の自分とは違う人物像を相手が描いている」ということにもなりかねません。
◆ケンカする=重要性が伝わる
ラーメンとパスタのくだりを読んで、「わざわざケンカしなくても」と言う人もいることでしょう。もちろん、まったくその通りです。
でも、ケンカになれば、人の脳はそのことを覚えるでしょうし、内容によっては「これは怒るほど重要なことなんだ」と思うかもしれません。
ずーっと思いをためこんで限界がきたとき、「私が何回も言っているのに、なんでわかってくれないの!?」と言っても、相手が「そうだっけ?」というリアクションの場合は、重要度を感じていなかったとも言えます。
怒れば伝わるとは言い切れませんが、ケンカをすれば、そのことで頭がいっぱいになり、相手も自分も、カップルの重要なトピックスとして思考するはずです。そうすれば、今度会った時には「じゃあもっとこうしよう」という打開策が出てくるのです。
「共感」や「理解」が目的のケンカを
ケンカが必要なんだ!と思い、乱暴な口調でケンカをふっかけるというのは意味が違ってきます。
ケンカをする時には、そこに共感して欲しい内容があるか、理解して欲しい項目があるのかを確かめてください。「寂しいことを共感して欲しいから」「もっと色んな所に遊びに行きたいことを理解してほしいから」ケンカをするのが、カップルの成長に必要なのです。
ケンカ=ただの悪口ではいけないってことですね。二人の問題は二人で解決するべきです。怖がらずに、不満を言ったり、相手の意見を聞いてみましょう。