結婚指輪と婚約指輪、両方用意する?イマドキの指輪事情をご紹介!
2015.05.29 UP
婚約指輪と結婚指輪、合わせた金額を考えると不安…両方用意すべき?
ひと昔前の常識では、婚約指輪は給料の3か月分、結婚指輪は10万~30万円程度でしたから、挙式や新婚旅行も合わせ、結婚する時には数百万円のお金がかかっていました。
しかし、今では考え方が変わり、婚礼のための指輪に対する価値観も変化しています。むしろ婚約指輪を用意しない、という人も増えている様子ですが、どちらかしか用意しない場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
結婚指輪と婚約指輪、両方用意したい!
まず、結婚指輪と婚約指輪を両方用意する場合です。メリットとしては、「結婚するというケジメが付きやすく、親世代にも理解が得られやすい」という点と「思い出に残りやすい」という点が挙げられます。
プロポーズの際に婚約指輪を渡し、結婚指輪を2人で選びに行く、という伝統的な手順を踏むことによって意識が高まります。また、昔ながらの作法に憧れる女性はまだまだ多いですから、そういった意味でも印象深い指輪となるでしょう。
デメリットは「値段が高い」こと。婚約指輪は30万前後、結婚指輪は10万前後かかりますから、ある程度の余裕が必要です。結婚式をされないカップルさんは、指輪にお金をかける!というのも良いかもしれませんね。
結婚指輪だけ買って、婚約指輪はナシ!
最近増えているのがこちらの方法です。メリットとしては「無駄なくお金を使うことができる」という点と「婚約指輪の管理が必要なくなる」という点が挙げられますね。
婚約指輪の相場は結婚指輪より高い割に、買った後はタンスの中で眠ってしまうことが多いため、購入を渋るのは現実的な考えと言えます。最近ではサプライズのプロポーズも減っていますから、買うタイミングがないという声も…。
デメリットは「特別感が少ない」ということ。中にはプロポーズと共に指輪をもらうこと、素敵な婚約指輪を身に付けることに憧れる女性もいます。2人の意見が本当に一致しているのか、きちんと話し合っておきましょう。
婚約指輪だけ買って、結婚指輪はナシ!
最近では「結婚指輪を買わない」方も増えています。メリットとしては「束縛感なく生活できる」という点と「コーディネートを気にせずファッションリングを好きに付けられる」という点が挙げられますね。
プロポーズの時の指輪はケジメとして用意したけれど、堅い職業で普段指輪は付けられない、あるいはシンプルな指輪が好みではないので、ファッションに合わせてデザインを変えられる方がいい、という拘りの強い方もいます。
デメリットは「夫婦としての意識が薄れる」ということ。結婚指輪は既婚者かどうかを判断する重要なポイントですから、それがないと次第に繋がりが感じられなくなる恐れがあります。
「あの時は納得していたけれど、本当は嫌だった」というように、後から綻びが出ることもありますから、お互いの結婚に対する意識や考え方が同じかどうか今一度確認をしておきましょう。