サイズ直しができない指輪ってあるの?結婚指輪選びの注意点!
2015.05.15 UP
結婚指輪が入らなくなっても、サイズ直しができないことがあるの?
結婚指輪は長く使うものだからこそ、サイズ直しが重要になります。年齢を重ねたり出産を経験したりすると、どうしても指まわりの具合は変わるもの。反対に生活の変化によって痩せることもあり得ます。
そういった場合、普通なら指輪を購入したブランドや職人さんに頼めばサイズ変更が可能なのですが、中にはサイズ直しができない指輪もあるのです。では、どのような指輪が当てはまるのか?調べてみました。
サイズ直しができないデザインはどんな指輪?
まず挙げられるのが「サイズ直しができないデザインである」ということ。直したことによって歪みが出てしまったり、繋がらなくなったりしてしまうようなデザインの場合、サイズ直しが難しくなります。
例えばエタニティリングなど、指輪の外周をぐるっと覆う形で宝石が付いているものや、太めのデザインかつ全くウェーブがかかっていないもの(均一な幅で造られているもの)が挙げられます。
また、デザイナーの一点ものなど、希少価値が高く拘りの強い指輪ですと、その人以外に直せない(年月が経った時そのお店にいないかもしれない)、デザインが凝りすぎていて形が崩せないということがありますので、注意しましょう。
サイズ直しができない造り方の指輪もある?
指輪の造り方には、大きく分けて2種類の方法があります。金属を曲げて造る「鍛造」製法と、型を作ってそこに流し込む「鋳造」製法です。一般的には「鍛造」製法の場合、サイズ直しができないと言われています。
鍛造製法は、金属を鍛えることによって引き締められるため、非常に強い硬さの指輪が出来るのですが、曲げ伸ばしするのが難しく、あまり凝ったデザインの指輪を造ることはできません。
そのため一旦造った後にサイズを変更するのも難しいのです。現在はデザインの種類も豊富になったため、鋳造製法で造られることが多いですが、念のため確認しておいた方がよいでしょう。
サイズ直しができない指輪が入らなくなったら?
では、せっかく気に入って買った結婚指輪が入らなくなったのに、サイズも直せません!と言われてしまったらどうすればよいのでしょう。仮にも一生に一度と思って購入するものですから、別のものを買いたくはないですよね。
そういう場合、ブランドによっては問い合わせをすれば、全く同じデザインの指輪を今のサイズで造り直してくれるところがあります。多少お金はかかりますが、大体3割程度で済むので買い直すよりはお得です。
しかし、結局「見た目は一緒でも、別の指輪になってしまう」ということですから、サイズ変更できなかった場合でも、思い出の結婚指輪は是非大切に保管しておきましょう。