世界に見るさまざまな場面でジュエリーを贈る習慣とは?
2015.03.17 UP
海外のジュエリープレゼント事情
宝石やジュエリーを贈る習慣は、海外から渡ってきたもの。日本では婚約指輪や結婚指輪、結婚記念日のジュエリーなど、恋愛に絡んだジュエリーを贈るのが定番ですが、海外ではそれ以外にもジュエリーを贈る習慣があるそうです。
女の子が16歳になると貰うsweet16とは?
海外では、女の子が16歳になると、「大人の仲間入り」として特別にお祝いをするそうです。成人ではないのですが、アメリカでは車の運転が可能な州もあり、ある意味子供に自立心を芽生えさせるキッカケとしてジュエリーを贈る習慣が根付いたのではと考えられています。
◆sweet16で素敵なレディーを意識させる
それまでは子供らしくしていた女の子も、16歳になれば素敵な大人の女性の仲間入り。両親からジュエリーをプレゼントされることで自覚が芽生えるといいます。贈るジュエリーも、本格的なジュエリーを贈ることが多く、レディーの嗜みの第一歩という考えも強いそうです。
◆贈られるジュエリーはダイヤモンドが定番
本格的なジュエリーを贈るということで、基本的に使われる石はダイヤモンドであることが一般的なのだとか。プラチナやピンクゴールドなど、品質の良いマテリアルのものが多く、リッチなアクセサリーであることが多いようです。
日本でも16歳から女性は結婚できる法律がありますから、もしかしたら、今後は日本でも、sweet16の習慣が根付くかもしれませんね。
最近は日本でも。ベビーリングを贈る習慣
日本でも耳にするようになったベビーリング。妊娠したママに贈ったり、出産後のお祝いに贈る品として、注目されています。
◆ただの出産祝いとは違う?
ベビーリングはただの出産祝いとは考え方が少し違います。もちろん、出産した喜びを祝福する意味でも贈られますが、妊娠したママに「頑張れ!」とエールを贈るようにプレゼントすることもあるのだそうです。そんな意味合いから、夫から貰う人、両親から貰う人、友人から貰う人など、色んな人から貰うということもあるのだとか。
◆もともとはベビースプーンから派生
ベビーリングの起源に関係するのが、欧米では定番の出産祝いとして知られているベビースプーン。基本的にシルバーの素材のものが使われていますが、これは、シルバーが魔除けにつながると考えられていたことに由来するそうです。
最近では、出産を素敵なメモリーにしようということで、赤ちゃんサイズの小さな指輪をネックレスにしたものが贈られるようになりました。ネックレスのチャームにすればいつでも身につけていられるため、贈り物として最近では定着しつつあります。
思いがこもっていれば、ジュエリーに決まりはない!
日本では長年、ダイヤモンドリングを結婚の折にプレゼントする習慣が根付いてきました。しかし、これだけ人の好みや趣味が多角化した現代では、ジュエリーの贈り方、選び方にも幅が広がっています。
◆大切なのは相手を思う気持ち
一番大切なのは、どうしてそのジュエリーを選んだのか。贈る相手への思いがこもっていれば、人生のいつどんなときに渡しても、どんなジュエリーを渡しても、間違いではない!といえるでしょう。
大切な人へ贈るジュエリー。あなたは誰に、どんなジュエリーを贈りますか?海外での例も参考にしながら、あなただけのジュエリーの習慣を作ってもいいかもしれませんね!