シアワセ指輪学
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指輪をもっと大切にしたくなる！婚約指輪、結婚指輪の3つの豆知識
2015.03.10 UP
意外と知らない！結婚指輪＆婚約指輪の豆知識
婚約指輪や結婚指輪は、女性にとってとても身近なものです。でも、「左手薬指につける理由」や「給料3か月分の指輪」の意味については、知らない人が多いのではないでしょうか？
一生ものの指輪だからこそ、婚約指輪も結婚指輪も、大切に扱いたいですよね。ちょっとした豆知識を知ることで、指輪をもっと大切に出来るのではないでしょうか。指輪についての豆知識を紹介していきます。
婚約指輪や結婚指輪、何で「左手薬指」につけるの？
結婚指輪や婚約指輪は、左手の薬指につけるものです。でも、何で「左手の薬指」につけるのか、知っている人はどのくらいいるでしょうか？当たり前のようにしている「左手薬指の指輪」についての豆知識は、ちょっとロマンチックなものなんです。
左手の薬指に結婚指輪や婚約指輪をつけるというのは、古代エジプトが由来とされています。昔は、女性の左手の薬指から、まっすぐ心臓まで1本の血管が通っているとされていました。心臓というのは「心」がある場所と信じられていたので、心臓に通じる血管が通っている薬指に指輪をつけて、愛する人の心を繋ぎとめようとしていたと言い伝えられています。
そもそも、指輪の丸い形は「永遠」の象徴とされています。婚約指輪は「永遠の愛」の象徴として、結婚指輪は「永遠の絆」の象徴として、昔から大切にされてきたのです。
また、指輪をつける指にも意味があるという説もあります。左手には「信頼」という意味があり、薬指には「愛情」を意味していることから、結婚指輪を交換したり、婚約指輪を贈る習慣が始まったとも言われています。ロマンチックな由来を知っていれば、喧嘩をしても指輪を見て仲直りできるかもしれませんね。
給料3か月分の意味、知ってる？
さて、結婚指輪の相場は昔から「給料3か月分」と言われています。イマドキ給料3か月分の指輪を贈る彼氏も少なくなってきていると言われていますが、そもそもなぜ、「給料3か月分」の指輪なのでしょうか？
もともと、「給料3か月分」の由来は、ダイヤモンドで有名なデビアス社が指輪の販売促進のために使ったキャッチフレーズでした。その頃の日本の経済成長や市場調査の結果、給料3か月分が妥当と判断されて、一般的に広く「給料3か月分」の婚約指輪を贈るというのが定着していったのです。
もうひとつ、給料3か月分の指輪には、深い意味があると言われています。「結婚した後、夫が先立ってしまっても妻が少しの間は生活をしていけるように」という夫の願いが込められて、給料3か月分の指輪を贈るのです。とはいえ、今の時代は結婚してもバリバリ働いている女性も多いので、この意味はあまり知られていないことが多いようです。
夫が妻の事を考えて買う婚約指輪は、やはり素敵なものですよね。特に「夫が先立っても妻が生活できるように」という意味を知っていれば、婚約指輪に愛着も出てくるのではないでしょうか？
ダイヤモンドのカットの秘密
婚約指輪と言えば、やはりダイヤモンドが輝いている指輪を想像する人が多いと思います。最近は誕生石などを使った婚約指輪をしている人もいますが、やはり、定番はダイヤモンドです。そんなダイヤモンドのカットについての豆知識を紹介します。
一般的には、ブリリアントカットと呼ばれるカットが施されて、ダイヤモンドが婚約指輪に付けられます。カットの良し悪しでダイヤモンドの輝きがいっそう美しくなったり、きらめきを損なってしまったりするので、カットというのはとても重要なポイントなのです。カットの良し悪しでダイヤモンドは評価され、いくつかのグレードに分類されます。
その中でも、エクセレントのグレードに見られるのが「ハート＆キューピッド(H＆C)」と呼ばれるダイヤモンドです。カットが良好で、シンメトリーであるブリリアントカットのダイヤモンドにのみ現れる模様で、特殊な器具を使ってみることが出来ます。キューピッドの持っている矢の先に似た形が見えることから、「愛の象徴」である婚約指輪に相応しいダイヤモンドであるという印になるのです。
以外と知られていない豆知識ですが、どれもロマンチックな意味を持っているものばかりです。指輪についての豆知識を知っていれば、普段使っている結婚指輪も、しまっている婚約指輪も、もっと大切なものに思えるのではないでしょうか？
