近年人気の「ハーキマーダイヤモンド」ってどんな石?
ハーキマーダイヤモンドってどんな石?
アメリカのハーキマー地区で採れる特別な水晶、ハーキマーダイヤモンド。あくまでも組成は水晶でダイヤとは異なる石ですが、パワーストーンの人気に伴い人気が上昇しています。
カジュアルな婚約指輪にも良さそうなハーキマーダイヤモンド。
地味婚、おもてなし婚など予算に合わせて様々な形態のある結婚式。近年結婚自体も、形式にとらわれない人が増えてきました。指輪もしかりでかつてのデザインリング、給料三か月分の婚約指輪が遠いものになるにつれ、ナチュラルでパワーあふれる素材が注目されています。
ハーキマーダイヤモンドは、アメリカのハーキマー地区で採れる水晶の一種。通常の水晶に比べると、内包物はあるもののキラキラとした表情が魅力的で、パワーストーンの世界で重視される「波動」も高いそうです。そんな雰囲気を感じ取る力のある方にとっては、ダイヤと同じ位強い味方かも知れません。
水晶やパワーストーンの婚約指輪
水晶を初めとするパワーストーンは近年人気がありますが、誕生石の意味づけと同じく特に科学的根拠はありません。しかし、ダイヤモンドの神秘的な輝きに惹かれるように、存在感のある石はそれだけで人の心を和ませ、様々なエネルギーを高めてくれるもの。高額で使えるカラットも限られている貴石に比べると、大きなルースを使ってデザイン出来るのも魅力です。
石をルースで取り扱っている店舗で婚約指輪をオーダー出来るか確認し、石の特性に合わせたセッティングをしましょう。
ハーキマーダイヤモンドの場合、サイズが大きいものはバケット状のまましっかりと爪で止めつけるデザインが多いようです。
無加工の状態でもそれが味の水晶
研磨などいわゆる4Cがものをいうダイヤモンドと異なり、パワーストーンはインクルージョン(内包物)や表面の荒削りな自然の表情も、石の美しさとして十分評価されます。水晶の場合はそれが顕著で、ファントム水晶や庭水晶といった、内包された他の組成物が景色を作り出すものが重んじられてきました。それがどうエネルギーの開放に結び付くか根拠はないとしても、一枚の優れた絵を見る時に心が洗われるのと同じく、神秘的なたたずまいに心が癒されます。
ハーキマーダイヤモンドもそんな水晶の一つ。ニューヨークの限られた土地でしか採れないという点と、研磨をしなくとも鋭い輝きを放つ点が神秘的、かつロマンチックです。もし存在感のある石を惜しみなく使った指輪で、婚約指輪も自由なデザインを楽しみたいという場合は検討してみては如何でしょうか。