エンゲージリングも個性的なカラーを楽しむ時代
2014.12.05 UP
エンゲージリングも個性的なカラーを楽しむ時代
色つき宝石大好き! 透明のダイヤモンドも素敵だけれど、セレブの婚約指輪は個性的な色の宝石でキラキラしてるよね。迷った時には好きな色の宝石を調べてみるのもいいかもよ?
出展:シャイニー/1/f(えふぶんのいち)
ルビーとサファイヤは同じ成分?
色のついた大きな宝石、素敵ですよね。婚約指輪のリサーチをして佳境に入ってくると、定番ダイヤモンド以外にルビーやサファイヤなど、綺麗なカラードストーンの魅力にひきこまれます。特に日本とアメリカで選ばれやすいダイヤモンドですが、他にサファイヤも人気があります。
結婚時にサムシングブルー、何か青い色合いのものを身につけると幸福な花嫁になれるという言い伝えは有名ですが、青は清純さを表す色として人気が高く、結婚においても相応しい色とされてきました。サファイヤという名前そのものが、ラテン語で「青」を表すのです。
しかし、全く違う印象を見せる鮮やかな赤いルビーも、鉱物としてはサファイヤと同じ「コランダム」。様々な色彩を見せるこの石の中で、例外的に青いものを「サファイヤ」、赤いものを「ルビー」と呼んでいます。
鉱物には様々な元素が含まれ、その違いによる化学反応で様々な色彩を表します。根本は同じでも多彩である事により、自分にぴったりの色合いの石が見つけられる気がする。女性がカラードストーンに惹かれるのは、そんな理由からかも知れません。
肌をきれいに見せてくれる宝石のカラー
ルビーの赤からサファイヤの青の間にも、様々な色彩があります。
カラードストーンを身につける時、手の肌色に色彩がプラスされるとハッとする程美しい事に、改めて気づかされます。
古くから、指と石の組み合わせにより、その宝石の持つ潜在的なエネルギーが解放されると信じられてきました。そのため発展した宝石文化を考えると、現代でパワーストーンのようなカジュアルな宝石が流行するのにも頷けます。 。また、銀婚式に次いでポピュラーな金婚式は50年目の節目。こちらも夫婦間では金でできたアクセサリーなどを贈ります。
ダイヤモンドにも様々な色がある
多彩な輝きを見せるカラードストーン以外に、透明度と色合いの白さが身上とされてきたダイヤモンドも、色付きのものの人気がとても高まっています。希少価値のあるピンクやブルーのダイヤモンド以外に、かつてはあまりクオリティが高いとは考えられなかった茶色味がかったダイヤモンドも、ユニークさから他の宝石と組み合わせて高値で取引されています。また、多くの婚約指輪を取り扱う、ニューヨークのジュエラー、ティファニーで最も有名な宝石は、カナリーダイヤモンドと呼ばれる黄色いダイヤモンドです。
石そのものの希少価値は勿論の事、デザインと研磨によって無限の可能性をみせる事を改めて感じさせてくれます。