シアワセ指輪学
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エンゲージリングの地金は、どんな風に扱えばいい？
2014.11.21 UP
Yukiyo
エンゲージリングの地金は、どんな風に扱えばいい？
指輪って取り扱いによってはすぐに傷んじゃうよね。プラチナは汚れにくいけれど、折角の大事な婚約指輪だから丁寧に取り扱おう！
プラチナは腐食しにくい、とはいえ万能ではない
プラチナはあまり汚れない、手のかからない金属です。これは同じ白い輝きをもつシルバーと比べると歴然としています。シルバーは経年で黒ずみ、酸化します。それが好きだという方もおり、アンティークの銀製品などには味がありますが、プラチナは基本的に経年で見た目に変化が出にくい事を基準に、同じく変化しにくいダイヤモンドのパートナーに選ばれている金属なのです。
何かの汚れがついてしまった場合、汎用のジュエリークリーニング液でお手入れをすれば特に問題はありません。また、銀用のクリーニング布を使って拭く程度でも、普段は大丈夫です。メガネをかける人はメガネ用の布を使って拭くのも良いでしょう。
まれに細かい傷がついた場合、磨きなおしをお勧めします。
貴金属を取り扱う時、ここに気をつける
高い効果を発揮するジュエリークリーニング液ですが、中性洗剤などで代用をする事も出来ます。また、プラチナのみに適合するわけではなく、様々な金属に対応しているものが殆どです。
注意すべき点は、地金にセッティングされた宝石とクリーニング液の相性です。金属では腐食や黒ずみをとる酵素などの成分が、石の種類によっては損傷や溶解の原因になってしまう事もあります。(裸石)のセッティングに、どのような爪のデザインを使うときれいか、など、細部はデザイナーの意見が必要な事は確実です。
特に12月の誕生石であるトルコ石、珊瑚や真珠等の海生物を使った宝飾品は、とても脆く色の変化が価値に大きく影響してきます。
真珠はきれいな状態で保存できていれば価値の高いものですが、もし何らかの理由で黄ばみなどの変色が現れるととたんに価値が下がってしまいます。
プラチナやその他の地金に変色に弱い宝石などがセッティングされている場合は、取り扱いに十分注意しましょう。
しっかりとした宝飾店では、宝石のクリーニングを行う業者を紹介してくれる場合もあり、保証書の範囲内でクリーニングを任せられる事もあります。
プラチナは特に石とセットで、宝石のセッティングなども確認してもらえる為、もし汚れがひどい場合には業者に頼むのが最善です。
指輪も石も最終的にはプロに任せる
宝飾品のクリーニングを行う業者が洗浄に使うのは、多くの場合超音波洗浄機です。
これも原理的にはメガネの洗浄と変わらない為、洗浄機がある店舗などでメガネのお手入れついでに使ってもよいのですが、クリーニングを業者に頼んだ場合指輪全体の傷みを点検してくれます。
特に爪の緩みや研磨が必要な磨耗、指輪全体がゆがんでしまっている場合の調整は業者によって調整するのが一番です。
