シアワセ指輪学
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二人の絆をエンゲージリングに刻む
2014.11.12 UP
Yukiyo
二人の絆をエンゲージリングに刻む
ポージーリングって知ってる？ 魔力を高めるためにメッセージを刻んだ指輪の事だよ。大事な記念の婚約指輪にも取り入れて、二人の愛を確かめよう。
出展：結婚指輪の刻印／EIKA
神秘的なポージーリングの歴史と特徴
身に着ける指輪にメッセージを刻む風習は、中世のヨーロッパに始まります。ポージーは現代語で花束を意味しますが、そもそもはポエジー＜詩＞を表すフランス語。多くは指輪の内側に詩の一節を引用し、その場に居ない恋人や遠く離れた地の肉親に思いをささげたものでした。
13世紀から18世紀頃までのヨーロッパでは、吟遊詩人などが言葉を重んじ装飾品もより多くの象徴的なメッセージを孕んでいました。その名残がよみがえり、現代の日本でメッセージを刻印した婚約指輪が人気だと考えると何ともロマンチック。メッセージの刻印を活用し、この世に二つとない指輪をつくりたいものです。
婚約指輪に刻むには、イニシャルが一般的
しかしながら、詩の一節を指輪に刻む…となると、なかなか思いつきにくいものですよね。
婚約指輪をつくる時、一般的なのは二人のイニシャルと日付を指輪の内側に刻印する事。ティファニーを筆頭に、有名メーカーでも無償でサービス提供している事が多く、これを使うだけでも充分二人の絆は深まります。婚約の日付、二人にとっての記念日などシンプルな文字でも特別感は高まります。
現代によみがえるポージーリングの醍醐味を味わいたければ、メッセージリングを取り扱う専門のお店で婚約指輪を用意するのがお勧め。ある程度長文のメッセージだけでなく、手描きの絵や日本語のメッセージを入れる事も可能です。
ヨーロッパで始まった風習らしく「Love you」や「Forever」も素敵ですが、日本語の単語組み合わせもユニーク。「一生幸福」や「いつも二人で」というのも、指輪を眺めるたびに心が和みます。
指輪への刻印は、デザイン性重視の婚約指輪より二人でお揃いの結婚指輪に…というカップルも多いですが、もしサプライズで貰った婚約指輪にイニシャルだけでも刻まれていれば、より嬉しい気持ちになれそうです。
刻印サービスを利用する時の注意点
指輪にメッセージを刻む時、刻印のスペースが確保できるかを予め確認する事が必要。細いリングでは文字の種類も限られる為、ある程度の幅を確保できる結婚指輪を活用するというのも一つの方法です。
また、文字数の制限と、リング仕上がりの日にちを十分確保出来るかも事前にリサーチする必要があります。
特に結婚指輪の場合、式当日に準備が出来ずさあ大変…という事がないようにしたいものです。
指輪用意の時点で刻印サービスがなくとも、持ち込みの指輪に刻印のみをしてくれる専門店もあります。素材と日にち、デザインを十分考慮し、ポージーリングの伝統を引き継いだ指輪をつくりましょう。
