エンゲージリングの素材は資産価値に反映される
結婚指輪や婚約指輪、金でつくると価格が安定している印象があるよね。宝石をひきたたせるプラチナもいいけど、どれを選ぶか迷うところだね。
プラチナの結婚指輪に人気が集まった理由
かつて結婚指輪と言えば、定番のプラチナのみが持て囃された時代がありました。両親の指輪を見せてもらい、ダイヤモンドを留めたたて爪のリングのプラチナ、お値段はいくら位なのだろうと思った方も多いのではないでしょうか。
プラチナはダイヤモンドとの相性がよく、希少な金属で腐食が少ないことから、婚約指輪・結婚指輪共によく使われた素材でした。また、値崩れしにくいという点も、指輪の資産価値に着目する人にとっては重要でした。
現在も有名なジュエラーでは、一粒の石をひきたたせる為にプラチナの地金を選んだデザインが定番で、高い人気を誇っています。
その反面、デザインについての考え方が多様化すると共に、様々な素材が婚約指輪に使われるようになっています。
ダイヤモンドも様々、地金もカラフルな現代の婚約指輪
カラー、カラット、クラリティ、カットの4Cが最重要項目だったダイヤモンドも、近年ではファンシーカラーのものに注目が集まり、それに合わせた色味のある地金も人気が高まっています。ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドといった分類も、一昔前まではあまりきかれませんでした。しかし現在、カラーの石に合わせてこれらの地金を効果的に選び、とても個性的な婚約指輪をつくってくれる専門店も人気です。
ピンクゴールドは若々しくかわいい印象のある金の為、比較的若年層のカップルにも人気があります。またホワイトゴールドはプラチナより手ごろな金額で、宝石を引き立てる力はひけを取りません。
地金の印象で指の見え方もかなり変わる
様々な地金の色を目にすると、気になるのはカラーコーディネートの問題。指輪に使う布石との色の相性ももちろんですが、自分の肌の色との相性も考える必要があります。
気になる宝飾品店で、デザインを選ぶと同時に可能な限り試着を行い、肌色にしっかりと馴染む地金をチョイスしましょう。黄色みがかった肌にホワイトゴールド、白い手にピンクゴールドの指輪が一本など、肌の色によっては同じ指輪でも印象がずいぶん変わってきます。普段から指輪をつけなれている人は勿論、婚約指輪が初めての高い指輪という人も、結婚生活の続く限り長く使っていく一本を選ぶからこそ、納得のいくものにしたいところ。人気のある宝飾店では必ず、トータルの印象についてアドバイスをしてくれます。